2017-05-10 第193回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
一方、小島嶼国連合等で中心的な役割を果たすことから、我が国の外交戦略上も重要な国であります。 今回の訪問では、島の高台にある建設中の気象レーダーサイトの視察を行いました。モーリシャスは島嶼国であり、海面上昇やサイクロン等の自然環境の影響に対して脆弱であるため我が国の気象観測における経験を活用しようとするものであり、大きな期待が寄せられていました。
一方、小島嶼国連合等で中心的な役割を果たすことから、我が国の外交戦略上も重要な国であります。 今回の訪問では、島の高台にある建設中の気象レーダーサイトの視察を行いました。モーリシャスは島嶼国であり、海面上昇やサイクロン等の自然環境の影響に対して脆弱であるため我が国の気象観測における経験を活用しようとするものであり、大きな期待が寄せられていました。
あと、これは小島嶼国連合というんですか、太平洋の小さい島の国というところになると思うんですけれども、そういったところから本当に厳しい言い方をされている。 例えば、イギリス、エド・デービー大臣は、最初がイッツ・ディープリー・ディサポインティングとかという書き方をするわけです。非常に失望感を出しているわけです。
新聞報道などもされておりますように、実際にEUやイギリス、島嶼国連合からは反対の声明がしっかりとこれ出ていますし、ほかの国、中国、インド、フィリピン、韓国、こういった国も、直接日本ということは名前を出していないにしても、日本を非難するような、そういった発言が出てきているわけなんです。
中国の代表は、愕然として言葉もないと、京都議定書の六%減からも驚くべき後退だと、国際的な責務を果たすべきだと、そういう指摘がありましたし、島嶼国連合、ここも、福島原発事故の悲劇には同情するが、新目標は我々を危機に陥れるという声明を発表した。 なぜこういう批判が様々な国から相次いだと受け止めておられますか。
これに対して伝統的なグループとして、第二番目のグループとして、AOSISと呼ばれる、A、O、S、I、Sと書いていわゆる小島嶼国連合というふうに呼んでいますけれども、太平洋の小さな島国であるツバルであるとかフィジーであるとか、そういったような国々から構成される国々であります。この国々というのはやっぱり気候変動の大きな影響を受けますので、最も先鋭的な立場を主張してまいります。
森林などの吸収源の取り扱いにつきましては、我が国、EU、小島嶼国連合などは、排出量のみに目標を設けることを主張しておりますが、他方、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどは、吸収源も計算に含めるいわゆるネットアプローチを主張しておりまして、これまでのところ合意に達しておりません。
次に、森林などの吸収源の取り扱いにつきましては、日本やEU、小島嶼国連合などは排出量のみに目標を設けるべきことを主張しておりますが、他方、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどは吸収源も計算に含めるいわゆるネットアプローチを主張し、これまでのところは合意に達しておりませんが、エストラーダ議長は合意形成に向けて議論を進めるべく強いイニシアチブを発揮しております。
一つには、先進工業国による温室効果ガス排出量の抑制、削減で条約が強化されるべきだという点と、そういうことをまた盛り込んだ内容にした議定書など法的効果のある取り決めを小島嶼国連合から提出をされておりますけれども、この先進工業国の二酸化炭素排出の削減強化案の国際合意、この事項をみずからほごにしようというものであって、これは背信行為と言わなければならないというふうに思います。
このほか、既に地球温暖化により影響を最もこうむると考えられております小さな島国、これは太平洋あるいはインド洋、カリブ海などに多数ございますけれども、そうした国々が小島嶼国連合というものを結成しております。これが京都会議に向けましての交渉の途上でかなり早い段階におきまして、やはり一九九〇年の水準に比べまして二〇〇五年までに二〇%削減をすべきだというような提案を出しているところでございます。